荒れていない地元の公立中学校にもネックが・・・。内申格差の現実

公立中高一貫校が不合格だった場合に娘が行くことになるであろう地元中学ですが、
他の近隣の中学と比べると荒れておらず評判がとても良いです。

「これは、喜ばしいこと!」
とずっと思っていました。

しかし、先日、e塾の中学受験・高校受験合同の保護者会が行われたのですが、
地元の中学の話題になり、
『e塾に来ている●●中学の生徒達はもっと上の学校を目指せるレベルにあるのに、
学校の内申が厳しいのでもったいないです。』と言われびっくりしてしまいました。

娘の地元の中学校は、めったに「5」の評価をだしてくれないそうなのです。

そう言われてみると、娘の通う小学校も、3年生のはじめの保護者会で、
『三段階評価で、一番左に○がつく子はクラスで2・3人です。ほとんどの子が真ん中に○だと思ってください。』と言われていたので、おそらく娘の小学校も内申が辛口なのだろうと想像できます。

中3を対象にした中学校別の評定割合は東京都教育委員会のHPに一覧がのっているので(ただし学校名は伏せてあります)学校ごとの相対評価に恐ろしいほどの学校格差が生じているのは歴然。

※ご参考
中学校別評定割合(個表)
平成25年3月28日
―都内公立中学校第3学年の平成24年12月31日現在の評定(調査書記載の評定)状況―

国語だけみても、
「5」の評価が0パーセントの中学(足立区)があれば、
「5」の評価が32.6パーセントの中学(目黒区)がある・・・。

同じ目黒区内でも、
別の学校は国語の「5」の評価が7.4パーセントの中学もあり、
この差のひどさに驚いてしまいました。

絶対評価にしろ相対評価にしろ、
内申ってなんなんだろう・・・。
いっそのこと中学生全国統一試験を設けて
学力一本勝負にしてもらい、
本当に能力のある子が上の学校に行けるシステムにしてもらいたいです。

家庭によっては高校受験を考えて
あえて、評価厳しめの学区の中学を避ける方もいらっしゃるようで・・・。

評判がいいからといって、
地元の公立小学校→地元の公立中学校
と簡単に考えてはいけないんだ・・・。
その先の、高校受験を視野にいれて
中学選びをしなければならないのだと思い知らされました。

この格差、是正の動きがあるとはいえ、
時期も内容も未定です。

今、我が家でできることは、
・内申が厳しくても、それを補える十分な学力を娘に身につけさせること(大変だ~(-_-))。
・公立中高一貫校が不合格だった場合、私立中も視野(金銭的に厳しいですが・・・一応)に入れて準備をすすめること。

だとわかりました。

今後は公立中高一貫校だけに焦点をあわせるのではなく、
東京都の教育委員会の動きや地元中学の動き、
その後の都立高校への進学、私立中学も視野に入れ娘にあう道を模索していこうと思います。